アベノミクスの経済政策が、女性の仕事を推進する理由は、今の格差社会を守るためです。
少なくとも、昭和の時代には、女性の社会進出は限定的で、男性が真面目に労働すれば、普通に子供を育てて学校に通わせることができました。
しかし、現在の若者の統計を見ても、恋人はおろか異性の交際相手のいない男性は、60%を超えて過半数を大きく上回っております。
そして、この背景には今の労働者は、まともに仕事をして働いていても、自分が生活するのに一杯で、恋をして家庭を持つことが非現実的になっているからです。
近年、産まれたばかりの乳児を遺棄する母親が、急速に増えております。
この現象は、とても無責任で非道な行為ですが、普通に成長した男女が、恋をして家庭を持てないという事実は、現在の格差社会がまともではない証拠です。
平成になってコンピューターが普及し、事務も合理化が進んで、少ない労働力でも多くの仕事をこなせる時代になりました。
また、工業製品も農業も、機械化が進み、少ない人材で多くの生産をすることが可能です。
そんな今、幼い子供を施設に預けて、男女供に共稼ぎをしなければならない今の社会は、誰かがその合理化の利権を独占していることは間違いありません。
TV番組では、大衆とかけ離れた豪華な料理や一流のブランドファッションなど、一般との温度差がとても感じられます。
格差社会を推進するマスコミに、今の社会常識を任せていては、この国の格差社会は益々広がるばかりです。